カービングナイフ代用品
ソープカービングは「専用のナイフ」で彫る、と紹介
されてることが多いですね。
でも専用のナイフ(カービングナイフ)は、通販以外で手に
入れづらいので何か他のナイフで代用できないだろうか?
と思うかもしれません。
カービングナイフが最初から家にある人はほとんどいない
ので、他の物で代用したい気持ちはよくわかります。
わたしも最初、カッターやデザインナイフなどで彫りました。
カービングナイフの代用品としていろいろ、試したのですが
真ん中と右のような刃のデザインナイフで簡単な
カービングならできました。
(上の写真の左がカービングナイフです。)
そこで、デザインナイフを使って、もっとソープカービング
しやすい方法はないかと考えてみました。
簡単にできるカスタマイズとナイフの使い方(持ち方)です。
<スポンサードリンク>
カービングナイフのカスタマイズ
(動画も見ていただくとわかりやすいです)
用意するもの
デザインナイフ
注 : 刃の材質が「カーボン・スチール」のナイフ。
(一般的に、デザインナイフやカッターの刃は
カーボンスチールなのですが、ステンレスのカッター
などもあるようです。
ステンレスは硬すぎるので、加工に不向き。)
写真のデザインナイフはダイソーのです。
水に濡れても良い平らな台 (プラスチックやガラスなど)
(写真のは白いプラまな板です )
水に濡れても良い作業台
(写真の台は、ビニールのテーブルクロスを敷いてます。)
3種類くらいの異なる番手の耐水サンドペーパー
#120 〜150
#400 〜600
#1500 〜2000
※それぞれ、6x11cm にカットしたものを1枚ずつ
使用しました。耐水サンドペーパーはホームセンターや
100円ショップで購入できます。
水
手袋
(無くてもいいのですが、手が黒く汚れるのを防ぐために
手袋をしてます)
<スポンサードリンク>
やり方
1. 始めに, #120から#150くらいの粗いサンドペーパーを
使います。
(写真のは#120です )
2. 水を少し垂らします。
3. 刃の背の方に向かってナイフを動かして、刃が薄くなる
ようにサンドペーパーで削ります。
刃先(切るところ)は削らないようにしてください。
4. 反対側の側面も同様にサンドペーパーで削ります。
刃の先端が薄くなるように、よく削るとカービングしやすく
なります。
<スポンサードリンク>
5. 次は #400 〜#600くらいのサンドペーパーを使います。
(写真のは #600です )
6. 水を垂らして同様にサンドペーパーをかけます。
反対側も同様です。
細かいキズがとれました。
<スポンサードリンク>
7. 最後に#1500 ~ #2000くらいの極細目のサンドペーパーで
仕上げます。
8. 水を垂らして、同様にサンドペーパーをかけて、磨き
上げます。 反対側も同様です。
9. できあがり。
刃の段差がなくなり、ツルツルになりました。
ソープカービングには刃が非常に薄い方が良いので、
好みの薄さに削ってください。
次のページ
デザインナイフでカービングするやり方
こちらもおすすめ
2重の花びらのお花とチェック模様
※このデザインナイフだとフルーツや野菜のカービング
はやりづらいので、(やってみたことはないのですが)
ソープカービングのお試し用に使用してください。
<スポンサード・リンク>