カービングナイフのお手入れ 

 カービングナイフもハサミや包丁などと同じように、
 切れ味が悪くなったとき、どうしたらいいのかなと
 思う人も多いので、手軽なお手入れのやり方を
 紹介します。

  カービングナイフの切れ味が悪くなったとき 


   
 ナイフの切れ味が悪い時のサンドペーパーを使った
 簡単な研ぎ方です。
 もちろん、包丁用の砥石などで研いでもOKです。


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 【用意するもの】
 ・#1500~2000くらいの目の細かい耐水サンドペーパー。
  (耐水サンドペーパーはホームセンターなどで、購入
   できます。)
 ・固くて、水を通さない平らな台
  (ガラス板などがおすすめですが、写真のはプラまな板
   です)
 ・水・・・少し
 【やり方】
 ・台の上にサンドペーパーを置いて、水を少し垂らします。
  ナイフの刃をサンドペーパーにあてて、刃の背の方に
  向かって動かします。
 ・これを何度が繰り返します。刃の切る方に向かって
  動かさないようにします。
  水が少なくなったら、また少し垂らしてください。
 ・両面、同じように研ぎます。
 ・研ぎ終わったら、水をしっかり拭き取ります。
 
 ・長期間使わないときは、さび止めに刃に少しオイルを
 塗っておいてください。


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 カービングナイフの刃が長い・厚い場合  


 
 カービングナイフは、基本的にスイカなどフルーツや野菜を
 彫るために作られているので、ペンのように持って、石鹸に
 細かい模様を彫るときには刃が長いと感じるときも多い
 です。 (手の大きさにもよりますが)
 刃の根元にテープやティッシュなどを巻いて、指が傷つか
 ないようにすると、細かい模様も彫りやすいです。
 
 カービングナイフは、下のように刃をヤスリで削って短く
 したり、薄くすることもできます。

 
 

 

写真は48mmの刃を42mmに削ったところです。

カービングナイフを削るのに使ったのは、三角のダイヤモンド

ヤスリです。

(下の写真)

 三角でなくてもいいのですが、平らなヤスリが削りやすい

 です。もっと幅の広いヤスリの方が削りやすいと思います。

 

 削るのは先端と刃の背の方にします。

 刃の切る側を削ると刃こぼれしてしまいます。

 ステンレスの刃は固くて、削るのにとても時間が

 かかります。

 このやり方で削れるのは1cmくらいまでだと思います。

 短くすると、刃を薄くしなければならないことがあるため

 です。

 薄くするのは、短くするのより難しいですが、カービング

 ナイフの刃が厚すぎて石鹸がすぐ割れてしまう場合なども、

 ヤスリで薄くして砥石やサンドペーパーで仕上げると彫り

 やすくなります。 

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